箱根関所完全復元への道のり / 箱根関跡保存整備事業 / 伝統技術も復元する
杉並木(土壌改良)
箱根の旧街道には、江戸時代に植えられた杉並木が今も残っています。箱根関所のすぐ北側(新谷町地区)にも樹齢約350年の杉並木があります。しかし、これらの老木は環境の変化や様々な要因によって弱ってきており、このままでは枯れてしまう恐れがあるのです。
そこで、杉の根が土の中の栄養分を上手に吸い上げて丈夫で長く生きられるように、土壌改良の治療を行いました。
土壌改良は、杉の根がもっと成長するように、土の中に発根促進剤を混ぜました。