箱根関所に行こう
外屋番所
京口御門の横にある小さな建物です。そこでは旅人の監視のほかに、大名などの家来が国から逃亡して江戸へ出入りするのを捕らえるため、監視する場所としても使用されていたようです。
屋根は栩葺きで、ほかの建物と同様に渋墨で黒く塗られています。
この中は3畳と狭い建物ですが、正面に屋根が大きく張り出しています。屋根の下には、通行人を見張る足軽が立っていたとも考えられます。